わたしがライターをやる理由~モノカキ編~

Webライター向け読み物

「あんた、文章書くの、得意だったかいね?」

先日、広島に住む母と電話をした。私は会社員を辞めてフリーランスになって3年目。稼いでるとはとても言えないが、妻と2人、なんとか暮らしていけるくらいにはなった。

しかし安定を好む両親には、会社を辞めたことを1年以上言えなかった。

職業としてライターを選んだ理由

たいした会社に勤めていたわけではない。そもそも最後の会社勤めは派遣社員だった。

親は、そのうち正社員となることを望んでいただろう。

会社を辞めた理由は、実は「どうしてもライターになりたかった」からではない。

稼ぎは多くなかったが、職場に大きな不満はなかった。

しかし、一生続けられる気はまったくしなかった。

派遣社員から正社員になるのは、営業として何年間も成果を上げて営業正社員になり、営業正社員から総合職へとなるしかなかったからだ。

わたしは、絶望的に営業が出来ず、途中で事務職に配置転換されていた。

わたしより後から入った人でも成果を上げれば先に正社員になる。それは気にならなかった。営業としての実力不足は自分が痛いほど認識していたから。

それ以上に挫折を感じたのは新卒の存在だ。10歳も年下の新卒は入ったときから当然正社員。

しかも1年目から結構なボーナスがもらえるらしい。それを知ったときに何年も頑張ってやっと同じステージに立てるようになるのかと思うと「あ、頑張れない。無理だ。辞めよう。」と思った。

その後会社を辞めwebライターになったのは、なんてことはない、多くの人が思うように「自分でもできるかも」と思ったからに他ならない。

あがり症で、滑舌も悪い自分でも、文章ならひと並みに書ける。ライターをやってると「元々文章書くのが得意だったんですか?」などと聞かれるがそんなことは一切ない。ちなみに今でも得意だなんて思っていない。

読書感想文は苦手中の苦手だ。おまけに字も汚い。もひとつおまけに手汗で原稿用紙がくるんとしてくる。

モノカキ
モノカキ

手汁、やばいっす。。

これしかできないからやってるだけ

わたしに文章のセンスがないのは、冒頭のセリフの通り、母親からもお墨付きだ。

しかし幸いにもライターというのは、「自分の思いを世界に発信する作家」とはちがうようだ。

基本的には、何かについて分かりやすく伝えられる能力があればいい。人の心を感動させる美しい文章なんか必要ない。作家先生とはちがうのだ。

しゃべりはできなくても、文章で伝えることならできる。webサイトには調べても調べても何言ってるのか分からないものも多い。ヤフーニュースでさえ誤字脱字がある。

そんな世界なら、わたしだって少しは誰かの役に立てるだろう。わたしはライターという仕事について、誰かが言いたいことや伝えたいことを代弁する「翻訳者」だと思っている。

インターネットでの検索が発達したこの世界は、いろんなことを知りたい困っている人だらけだ。

誰かのために参考書を書くようなつもりで、誰が読んでも分かるように書く。

そこにセンスはいらない。これはラッキーだ。

ライターは誰でもできる仕事だ

ライターは誰でもできる仕事。こう言うとイヤな顔をする人もいるだろう。

角が立つよね。。。

仕事に誇りを持ってないわけじゃない。それはどんな仕事でもそうだ。私は販売の仕事をしたことがないからレジ打ちはできない。だからわたしは素直にスーパーやコンビニで働いている人を尊敬している。

しかし、文章を書くのは誰でもできる。みんなLINEを使いこなしているんだから。

もちろんライターだって実力の世界だ。でもそれらを全部ひっくるめてあえて言おう、ライターは誰でもできる仕事だと。

相手に分かるように丁寧に書く。これをやるかやらないかだけ。それなら誰でもできるはず。

少なくとも生計を立てる、というレベルになら時間をかければ誰でもなれる。このことは胸を張って断言できる。わたしができたのだから。

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