
プロテイン飲みがち。

もういっちょ。

タバコはやめても酒はやめられない。

どうも、Webライターあるあるです。
切り取られても意味が伝わる文章か
今回はライティングについてのお話。
芸能界なんかでは発言の一部が切り取られて、誇張報道されることがありますよね。
TVやメディアを信じすぎるのも問題があるわけですが、声が大きいと「本当なのかも」と思ってしまいやすいのも事実。
ただ、はたから見ていてあまり気持ちのよいものではありませんよね。
Webライターは書くのが仕事です。だから立場で言えば「情報を切り取る側」にあたると言えるでしょう。
文章を書く上でわたしは読み手の検索意図を考え、読み手にとって必要な情報を過不足なく伝えることが大事だと思っています。

今回は、ライターにとって最小単位の文字表現、「一文」について考えていきます。
情報を切り取る側のライターでも、自分の意図と異なる捉えられ方をされることはあり得ます。
文章が自分の意図と異なる伝わり方をしてしまうのは、きっと全体を読まれていないから。
とはいえ、「全部読んでください」とは言えません。
ならば、文章の最少単位である「文」で誤解を持たれないようにすることが大事なのではないかという仮説をもとにお話をしていこうと思います。

文章の最小単位って「単語」じゃないの?

単語には意味はあっても、意図はのらない。だから文としています。
文に誤解が生まれる条件
ちょっと無理矢理に、誤解が生まれやすそうな一文を考えてみました。
いろいろとツッコミどころがあると思います。
ひとことで言うならば「分かりにくい」ですよね。
・晴れてたから街へ行ったこととお腹が減ったことが、逆接の「けれど」でつながっているのに逆の意味になっていない。
→接続語の問題
・「お腹が減った」と言ったのが誰か分からない。
→主語の問題
・結局日替わりランチにエビフライがあって喜んで注文したのか、エビフライが含まれる別のメニューを頼んだのかはっきりしない。
→指示語の問題
細かい文章のルールは置いておいても「分かりにくいから誤解が生まれる」と言えると思います。
文が分かりにくくなる条件
文が分かりにくくなる条件にはさまざまなものがありますが、今回は以下の4つに絞って考えていきます。
・一文が長い
・主語が不明確
・指示語が多い、指すものが不明確
・接続語が上手く使えていない
◆一文が長い
文がむやみに長いと分かりにくくなります。なぜなら、文が長くなればなるほど、一文に盛り込まれる情報が多くなるからです。
情報が多いと「何が言いたいんだろう」という疑問が浮かび、分かりづらくなります。
校長先生の長い話が全然頭に入ってこないのと似ているかもしれません。
ライターの世界では「一文一意」が大事だとされています。ひとつの文にはひとつの意味だけ持たせるということです。
ひとつの文につき、ひとつの意味しかなければ誤解されようがありません。
一文一意にするためのポイントは、文を長くしすぎないことです。
長くても伝わる美しい日本語をあえて目指す必要はありません。
◆主語が不明確
主語は「~は、~が、~も、~こそ」などにあたる部分です。
要は「何」とか「誰」がないとテーマが分からないという話です。
読み手に「今、何の話?誰の話?」と思われたら、勝手な解釈をされて誤解されるかもしれませんよね。
◆指示語が多い、指示語が指すものが不明確
指示語が多いと、読み手が「何を指すか」を考える機会が増えます。
たとえ指示語の使い方が正しくても、指示語が多ければ多いほどミスリードは起きやすくなります。
指示語は回りくどさを緩和するために非常に便利なものですが、使い過ぎて分かりづらくなってしまってはもったいないです。
また、指示語が何を指すか分からなくならないようにも注意が必要です。
国語の授業で「指示語が指すものは、直前から探せ」と習った記憶はないでしょうか。
指示語と指示語が指すものが離れていると、分かりづらくなってしまいます。

現代文と英語の指示語問題に苦労した記憶・・・
◆接続語が上手く使えていない
「だから」「しかし」「ところで」などの接続語にはそれぞれ役割があります。
1つだけ注意したい接続語として順接の「が」を紹介します。
順接とは「だから」「それで」「そのため」などと同じグループです。
原因と結果、理由と結論、また、単純に前後をつなぐものです。
「が」に注意したいのは順接と逆説のどちらの用法もあるから。
どちらの意味で使っているのか分かりづらくなるのです。
↓「が」は主に逆接で使われるもの↓
しかし、以下のように順接でも使えるのです。
日本語として間違っているわけでは決してありません。上記のもののように、パターンとして「が」を使っても違和感がない場合も多いです。
しかし「が」は、「しかし」や「だが」と同じグループというイメージが強いので、混乱しやすいのです。
ならば、あえて使う必要はないでしょう。
先ほどの例は「ご相談していた件は、どうなりましたでしょうか。」とするとシンプルに誤解なく伝えられます。
文章全体として見ると整っていても、部分的に切り取られると誤解を生むかもしれません。
Web上の記事は、すべてを読み通してくれるとは限りませんし、最初から読むとも限りません。
途中の自分が知りたいところだけ読む、という読み方をする人も多いでしょう。
文章は文の集まり。文章全体の出来を考える前に、一文一文のチェックをすることが大事かもしれませんよ。
所感

ぶっちゃけ書き始めたときに考えた書きたいこととは変わった気がするけど、よしとします。

んーまぁ、なんというか、よくあるライティング論になってしまったような。

ライティングの話は、穴を指摘されそうで怖い。センシティブ。

ご職業は何ですか?

あ、ちなみにWebライティングでは極力指示語をなくした方がよいって通説があるので、この記事は指示語ゼロにしてみました。

・・・「今回」は指示語では?

・・・ノーコメントです。
おまけ1(公開時のもの)

最近気づいたんだけど(これも順接だね)

なんでしょうか。

もしかして初心者Webライター向けブログってけっこーある?

気づかなかっただけで、けっこーあるのかも。

マジかよ。みんなこのブログに影響受けて始めちゃった系?

その発想はなかった。絶対違うと思う。

まぁ、でも多分、内容は被ってないだろ。

検索ボリュームとかガン無視だからな。。

それでも検索流入は欲しい、複雑な心境。

めんどくせぇオッサンだな。
おまけ2(公開時のもの)

世間じゃ4連休みたいよ♪

そのようで。

連休ってことはパーティした方がいいのかしら?

した方がいいってことはないだろ。

夏だからバーベキューかトンカツパーティね♪

トンカツパーティとは・・

何言ってんの、揚げ物の王様「トンカツ」を称える祭典のことじゃない♪

まさかのフェス。謝肉祭かな?
おまけ3

最近はトンカツネタがマンネリだなんて言われてるみたいよ♪

いや、聞いたことないけど。そもそもここまで読まれてるかも怪しいのに。。

え、そうなの?じゃあ次から記事の冒頭にお引越しする?

それはマジでない。

つかみが大事って言うから、このトークが一番上ってのもありと思うわ♪

・・・
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